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多摩区・麻生区 スポーツ

公開日:2023.02.10

向の岡工高
桑江さん 二子山部屋へ
相撲部から入門6人目

  • 握手を交わす桑江さん(左)と二子山親方

 県立向の岡工業高校(堰)相撲部3年生の桑江ジャスティンさん(18)が、大相撲・二子山部屋への入門を決めた。同部からの入門は6人目で、5月場所でのデビューを予定する。2月6日、二子山親方(元大関雅山)が同校を訪れ思いを交わした。

 桑江さんは小学生の頃から相撲に親しみ、川中島中学校(川崎区)の部活動で本格的に打ち込むように。向の岡工高では全国高校総体(インターハイ)で2年連続の団体ベスト16に貢献し、個人でも関東大会の115キロ級で8強入りした。

 現在の身長は171・5センチ、体重は入学時から30キロ増え120キロ近く。元々小柄だったが筋力をつけ、団体戦では大将として勝負強さを発揮してきた。同部の清田英彦監督は「プレッシャーに強く、ここぞというときに任せることができる。一日一番の大相撲でも力を出せるのでは」と活躍を思い描く。

「恩返し」 胸に

 桑江さんが角界入りを決めたのは高2の後期。最初は自信がなかったというが、親や清田監督の助言が原動力になった。「『人生一度きりだから、思い切りやってみたら』と親が背中を押してくれた。幕内に入ることを目標に日々たくさん練習して、今まで支えてくれた親や先生に恩返ししたい」と決意を固める。

 二子山部屋には現在、昨年入門した遠藤隆生さんら同部の先輩4人が在籍。二子山親方は「真面目で性格もよく、上を目指せる子ばかり。お互いに切磋琢磨し、力強い相撲を目指してほしい」と期待を込める。

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