神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

登戸駅前 再開発、38階建て計画に 駅直結ビル 準備書を公開

経済

公開:2023年3月24日

  • X
  • LINE
  • hatena
登戸駅ペデストリアンデッキから見た計画地=3月16日撮影
登戸駅ペデストリアンデッキから見た計画地=3月16日撮影

 登戸駅直結の大型ビル新設計画「(仮称)登戸駅前地区市街地再開発事業」について3月7日、市は環境影響評価の条例に基づく準備書を公開した。昨年の方法書では地上35階建て、共同住宅約400戸としていたが、準備書では38階建ての約450戸に。期間は2025年4月着工、28年9月完了予定と示された。

 登戸駅南側の区画整理事業区域内で、1階から4階を商業施設、5階以上を共同住宅として整備する同計画。敷地面積は約5950平方メートル、高さは約140メートル。2階に駅と直結の歩行者デッキを設け、「まちの中心として魅力ある駅前拠点の創出」などを目標に掲げる。

稲中 1教室不足か

 計画を手掛ける登戸駅前地区市街地再開発準備組合(井出正文理事長)は3月16日と18日、近隣住民向けの説明会を開催。準備書に基づき、工事による騒音や振動、景観、風害などの環境影響について報告した。近隣小中学校への影響については、児童生徒数が各学年12人ずつ増加し、稲田中では1教室分の不足が生じると予測した。

 16日の説明会は市民館で行われ、井出理事長は「多摩区の玄関口にふさわしいまちづくりを実現するため、権利者の方々と合意形成を図りながら真剣に取り組んでいく」とあいさつ。質疑応答では、近隣住民からテレビの受信障害や駐車場出入口の安全性、日照時間を不安視する声があった。

 準備書および要約書の閲覧は4月20日(木)まで、区役所や市サイト「アセス図書の公表」。同日まで、環境保全の観点で意見書を提出できる。提出先は市環境評価課で直接持参か郵送、市サイト。問合せは同課【電話】044・200・2156。

多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6

区民の声を、市長へ

麻生区・多摩区選出市議

区民の声を、市長へ

2025年度予算要望

12月6日

ホッとコンサート今年も

ホッとコンサート今年も

リリオスで12月14日

12月6日

火災予防に多大な貢献

多摩区在住岸井さん

火災予防に多大な貢献

総務大臣表彰 関係者祝う

12月6日

記念誌で歩み振り返る

生命の体操の会

記念誌で歩み振り返る

地域の健康支え20年

12月6日

「消費税は期限内納付を」

「消費税は期限内納付を」

商店会店主らに呼びかけ

12月6日

恒例のチャリティー

登戸混声合唱団

恒例のチャリティー

36回目のコンサート

12月6日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月6日0:00更新

  • 11月29日0:00更新

  • 11月15日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年12月6日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook