市立多摩病院(宿河原)で9月22日、看護イベントが開催された。
地域交流や医療・看護・介護への関心を高めてもらうことを目的に、同病院が春と秋に開催しているイベント。この日は骨密度・体脂肪などの測定、医療や介護、嚥下機能などの相談窓口、AED(自動体外式除細動器)の操作体験、体操指導などが行われ、約200人が参加。看護師や栄養士、理学療法士、ソーシャルワーカー、臨床検査技師、薬剤師といった専門職員が対応した。
夫婦でAEDの操作を学んだ73歳男性は「心臓マッサージは力が要るものだとわかり驚いた」、68歳女性は「実際に体験すると勉強になる」と話した。同病院看護部の上村美穂副部長は「健康について関心はあるが何をしたら良いのかわからない、という方を応援するのが医療者の役割。お手伝いができてよかった。超高齢社会に向かう中で予防医学の啓発が重要だと改めて実感した」と述べた。次回は5月予定。
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