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公開日:2023.12.22
稲田町会連合会 紹介シリーズ【8】【行事運営】
工夫凝らし協力体制築く
宿河原町会 にぎわいの場、創出
祭りや運動会など、地域を盛り上げる行事は多くあるが、その運営方法に悩む町内会・自治会も多い。宿河原町会(大津恵男会長)は、長年の間、二ヶ領用水宿河原堀の夏の風物詩である「灯籠流し」を主催してきた。だが、例年、約2週間前に盆おどり大会を開催していることもあり、準備の負担が大きい側面もあった。特に大変なのは、約500個の灯籠製作だ。今までは町会役員が作っていたが、2022年から堰や長尾などの子ども会を含む「稲田部会子ども会」が運営に参加している。
「役員の負担も減り、親子で灯籠を作るので、思い出にもなり、地域への愛着も育まれる」と大津会長は話す。また、例年実施日は8月16日と決まっていたが、誰もが参加しやすいよう、8月の第3日曜日の開催に変更した。
子どもが灯籠作りに協力したことで、祖父母も一緒に見に来るなど、よい循環が生まれ、同年の参加者数は一気に増えたという。さらに、灯籠を放流する時間も午後6時から7時までの1時間と決め、8時までに町会役員の片付けが終わる体制となった。
11月には、4年ぶりに「宿河原地区防災訓練」が開催され、参加者数は500人を超えた。半年前から準備を進め、特に子どもに楽しんでもらえるよう工夫を凝らしたという。消防服の子ども用サイズを用意して、消防車の前で写真が撮れるコーナーや放水体験、地震体験車など、多くの企画を行った。井田光一副会長は「マンネリ化を防ぎ、楽しみながら防災意識向上につながれば」と思いを述べた。大津会長は「長く行事を続けるには、負担の集中を避けることが大切。『楽しむ』気持ちを共有して、さまざまな人たちと協力することが鍵」と語る。
稲田町会連合会
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川崎市多摩区登戸1775-1(事務局:多摩区役所地域振興課)
TEL:044-935-3133
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