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町田 教育

公開日:2025.12.18

基礎から「自信」へ
小山田南小で成果発表

  • 漢字の読み検定「読みスタ」シートを手に、笑顔を見せる児童たち

 小山田南小学校で先ごろ、読み書きや計算の基礎徹底による学習成果を発表する「自主公開研究発表会」が開催された。

 小山田南小学校では昨年から、「百ます計算」で知られる教育クリエイター・陰山英男氏監修のもと、短時間で読み書き計算を繰り返す反復学習を実践。基礎・基本を徹底することで、子どもたちの「できる」という自信を育んできた。

 公開授業では、短い時間で構成された学習を組み合わせる「モジュール授業」や、校内の大人に漢字の読みをテストしてもらう「読みスタ」を披露。児童らは来校者に「お願いします」と元気に声をかけ、次々と課題に挑戦した。

 児童からは「漢字がスラスラ書けたり、本も簡単に読めるようになった。もっと読めるようになりたい」といった声や、計算についても「お店で買い物するときに計算が楽になっていい」など、学ぶことが生活の楽しさにつながっている様子が伺えた。

 望月伸司校長は「基礎の定着で自己肯定感が高まり、何事にも前向きになった。今後もワクワクする授業を目指したい」と手応えを語った。

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