多摩区・麻生区 意見広告
公開日：2024.01.19
市政報告【2】
市庁舎駐車場のピクトグラム等について
みらい川崎市議会議員団 田倉俊輔
昨年12月の第５回定例会一般質問の一部を報告致します。
新市庁舎、および各区の区役所には、妊産婦の方やベビーカーを利用する方が優先して利用できる「子育て応援駐車場」がありません。車いすマークの思いやり駐車場はあり、車いす・ペースメーカー・けが人・盲導犬の４種のピクトグラム（マーク）が表示されていますが、妊産婦の方等が駐車できるかを質問したところ、市は「可能」と答弁。妊産婦の方等も駐車できる場所であるなら、思いやり駐車場は、電車のシルバーシートと同じようなマークにし、妊娠中の方や、下の子が生まれた際に子どもを抱えて出生届を提出しに庁舎を訪れるような方にこそ使って頂きたいです。駐車への心理的障壁を取り去るためにも、マークの選択は実態に即して行うよう要望致しました。
また、区役所にある思いやり駐車場の料金について、１時間を超えて無料となる対象は公共交通機関の利用が困難で駐車場利用の必要性が高く、また「障害者総合支援法」等により社会生活上必要不可欠な外出や社会参加への支援を求められている障害のある方に限られ、妊産婦等は含まれていないとのことです。市の第３期総合計画にある「どこよりも子育てしやすいまちづくり」との整合性を質したところ、市は「合致している」とし「安心して子どもを産み育てることができる地域社会の実現を目指し一層の取組を進めている」と答弁。
関連して、全国都市緑化かわさきフェアのコア会場となる生田緑地での子育て応援駐車場の設置については、「公共交通機関を利用した来場をお願いすることとしているが、障害者等専用駐車スペースについては、妊娠中の方や乳幼児を連れた方でも利用が可能」とした上で、「ただし、限られたスペースなので配慮の上、利用いただきたい」とのことでした。
数の限られた車いすマークの駐車スペースに、子を持つ親が配慮をしながら利用することは現実的ではありません。市制１００周年という大きな節目に、市が「子どものためとして」駐車スペースを作るよう重ねて要望致しました。
田倉俊輔
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神奈川県川崎市多摩区宿河原2-37-17 2F
TEL:080-3752-3131
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