神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2024年2月23日 エリアトップへ

人生、まだまだこれから 100年時代を生きるヒントを世界最高齢の男性サーファー 佐野さんに聞く

社会

公開:2024年2月23日

  • X
  • LINE
  • hatena
江の島の海で颯爽と波に乗る
江の島の海で颯爽と波に乗る

 80歳でサーフィンを始め、世界最高齢の男性サーファーとしてギネスにも認定されている佐野誠一さん(90)。「『高齢だから』と諦めるのは好きじゃない。まだまだ、これから」と話す佐野さんに、人生100年時代を豊かに生きるヒントを聞いた。

 --サーフィンを始めた理由を教えて下さい。

 「80歳になり仕事に余裕が出て、まず挑戦したのは富士登山。その翌週、『そうだ、サーフィンやろう』と思った。興味なかったんだけど突然に。すぐに藤沢市役所に電話して、クラブを紹介してもらった。富士登山の翌週にサーフィンを始めて、気づけば10年が経っていた」

 --80代のサーファーは珍しいですね。

 「私はそう考えなかった。年齢のせいにするのは潔くない。自分の名刺には『香気幸令者(こうきこうれいしゃ)』と書いている。『後期高齢者』なんて言われるの嫌だからね」

 --2022年にはギネスに認定されました。

 「『世界最高齢の男性サーファー』として認定されたけれど、そのために続けてきたわけではないよ。『ただ、やりたい』から海まで来ている。江の島のスクールに来て準備体操しているだけで、不思議とホッとする。海の中に入れば自由気まま。だから楽しいよ」

 --ご自身を「さざなみサーファー」と呼んでいますね。

 「高い波に乗らなくても楽しむことはできる。さざなみであれば、年齢や性別に関係なく楽しめるし、高い波が来ない海でもできる。もっと気軽にサーフィンを始める人が増えて欲しいね」

おっくうがらず行動

 --人生100年を豊かに生きるには。

 「自分の場合は身体の調子で、まずは元気であること。経済的な部分も大切だね。また、『おっくう』という言葉があるけれど、おっくうがると全てが後手に回っちゃう。前向きにポジティブに生きるには『やろう!』と思い立った時に行動すること。そうしてきたから、今の私があると思っている」

 --おっくうになる瞬間はないのでしょうか。

 「いや、私もあるよ。人間だから、みんなあると思う。体調が悪い時や精神的に弱っている時は特にそうで、全てが逆になる。だからこそ、身体や心の健康を日々保つことが大切だね」

一般社団法人川崎青年会議所

きっかけ~次代(つぎ)なる川崎へ~

http://kawasaki-jc.or.jp

<PR>

多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6

ピアノで全国大会出場

百合丘小望月遼さん

ピアノで全国大会出場

狙うは「1位のみ」

7月26日

高井幸大選手「金目指す」

川崎フロンターレ

高井幸大選手「金目指す」

パリ五輪サッカー代表に

7月26日

Vは中野島FCホワイト

サッカー 稲田LC杯

Vは中野島FCホワイト

7月26日

夜市、5年ぶりの活況

新ゆりグリーンプラザ

夜市、5年ぶりの活況

7月26日

一部施設で配食を試行

わくわくプラザ

一部施設で配食を試行

配送費は事業者が負担

7月26日

歌で健康目指す

歌で健康目指す

8月7日 麻生区で

7月26日

「バンバンなら私もいける!」

〝ポラリスは7月創業20周年月間〟7月28日㈰にペカ子さん来店

http://www.prime777.co.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月26日0:00更新

  • 7月19日0:00更新

  • 6月28日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年7月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook