多摩区・麻生区 人物風土記
公開日:2026.04.03
第28代麻生警察署長に3月19日付で就任した 倉田 文二さん 麻生区在住 51歳
実直に歩む 二度なき人生
○…「落ち着いたまちで、地域の方の連携や、つながりが強い」。着任後、各所のあいさつ回りで感じた麻生区の印象を語る。自身初の署長職。生活安全部門に長く籍を置いたこともあり、「金銭的な被害はもちろん、家族の関係まで壊しかねない」と危惧する特殊詐欺の防止や検挙に尽力する構えだ。「署員も団結し、住民の皆さんと一緒になって取り組みを進めていきたい」
○…少年漫画『六三四の剣』のブームの中、7歳で始めた剣道を通じ、警察官は身近な存在に。中高と剣道部で主将を務め、高校時代は「逃げ出したくなる」ほど厳しい練習に耐え、心身共に鍛えられた。恩師との付き合いは深く、勤務先の学校に指導に行くことも。署長就任を喜び、「今度会いに来てくれる」と目を細める。教え子に愛情をかけ、指導に情熱を注ぐ姿に自身の理想を重ねる。「あの3年間が全ての糧。部下や仲間とのつながりを大切にするのは先生の影響」と笑顔だ。
○…30年近い職務でさまざまな部署を経験したが、大きな転機は犠牲者が出る事態となった、昨年の川崎市内のストーカー事件。県警本部で同事案の対応を検証し、再発防止につなげるプロジェクトチームに参加。調査過程で、人命に関わる対応の重大さを改めて実感した。「人身安全の事案は急展開する。一つ一つを丁寧に、と認識してきたが、部署間の連携や重大性を見極める大切さを痛感した」。二度と同じことを起こすまいと、署長として部下との連携にも注力していく。
○…妻と子ども4人を置いて単身、公舎で生活する。読書好きで、教育者、森信三氏の著書はいつも手元にある。心に留めているのは同氏の言葉「人生二度なし」。一日一日を大切に、まちの安全のため、まい進する。
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