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カリタス幼稚園 給食で豊かな時間 分かちあう 来年4月スタート
カリタス幼稚園(多摩区中野島4の6の1)では、2025年4月から自園給食を開始する。
同様に今年9月から給食を導入するカリタス小学校で栄養教諭を務め、同園と同校の献立作成や食材選定、アレルギー対応などを担う松岡芹奈さんは「食べることはこの先もずっと続いていきます。子どもたちには給食を『楽しい時間』と思ってもらいたい」と話す。
共食で育む心と体
カトリックの典礼儀式である「ミサ」は、共に食卓を囲み、神様の祝福を分かちあうこと。温かくおいしい給食を共に食べ、食事の楽しさや豊かな時間を共有し、健康な心と体を育もう、というのが同園の思いだ。
今まで、同園と同校の園児・児童は家庭弁当を持参していた。運営するカリタス学園が構想していた「食育」の取り組みに加え、保護者のニーズも踏まえて給食導入に舵を切った。小学校の新棟建設(9月落成)を機に、調理室を新設。自校自園給食を実現させた。
「まずは給食に馴染んでもらうことから始めたい」と松岡さん。「皆で協力して準備し、皆と同じ物を食べることに慣れてほしい。苦手な食材も出てくるかもしれませんがそれも気づきの一つ。子どもの食の幅が広がることを期待しています」
「食育」の講演会
同園は9月18日(水)、学園講堂で「子育て支援講演会」を開く。コングレガシオン・ド・ノートルダム修道会の津田和加子氏が「食育〜一緒に食卓を囲む豊かさ」を語る。午前10時〜11時30分。参加無料。予約・問合せは以下。
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12月6日