意見広告・議会報告
9月決算審査特別委員会・12月議会報告 市政報告 Vol.14 変革の年。みなさまと共に新たなステージへ。 川崎市議会議員 無所属 吉沢章子
今年は世界も日本も大きな変革の時を迎えており、干支「乙巳」が象徴するように再生と変化が求められる年です。
●等々力緑地PFI(民間活用)事業の「はて?」
等々力緑地再編整備事業は、PFI事業としてKTP(川崎とどろきパーク)と約632億円で30年の長期にわたり契約したものです。
そのうち初年度にあたる令和5年度決算の12億円を超える委託費用の内訳について質問すると、市は企業の「ノウハウ」に関わるため公開できないと答弁。税金の使い道を市民に説明できないのは問題と指摘、支出の妥当性を評価するしくみなど透明性確保を求めました。
●550億円の増額?
そのような状況のなか、契約先であるKTPから約550億円の増額が打診され激震が走りました。詳細を精査し、私の所属するまちづくり委員会に報告されますので厳しく議論する所存です。その前段として12月議会では契約解除の条件について質問。市は合理的な理由があれば契約を解除できるとし、予算オーバーが「契約解除の合理的理由」との可能性を示唆しました。さらに、PFI事業の財政効果についても疑問を呈し、約52億円の負担軽減が見込まれる一方、「隠れ負債」と言われる長期的な財政負担やサービスの質についての懸念を指摘。民間活用の効果を確実に評価するため、第三者による検証や職員のスキル向上を求めました。民間活用や民間委託は、ブラックボックスになりがちな側面を持っています。費用対効果も含め、みなさまの血税が無駄にならないよう今後もしっかりチェックしてまいります。
●消防団操法大会を「Ankerフロンタウン生田」で!
消防団操法大会の「Ankerフロンタウン生田」での開催について、消防団のみなさまとの現地調査の結果、駐車場が適していることを確認。川崎フロンターレや消防局と連携し、今年の試行実施に向けて、調整を進めるよう上下水道管理者に求め「取り組む」との答弁を得ました。多摩区市議団との確約事項がようやく履行されることになりましたが、対応に問題があったと言わざるを得ず、何よりも「市民がオーナー」であることを肝に銘じるべきと指摘しました。
●身の丈に合った再開発
環境共生・適正規模・強靭なまちづくりを一貫して提案しています。今回は神戸市のタワーマンション規制条例を参考に、インフラ負荷軽減・災害対策などの観点から本市への導入を提案。単なる制限ではなく新たな価値を生む機会として検討会の設置を求めました。また、再開発事業等における過剰な公金投入は、等々力緑地の件でも明らかなようにリスクが増大する、身の丈に合った再開発を選択し税金と環境を市民に還元すべきと指摘しました。
様々な閉塞感から脱皮し、変革と再生を実現すべく、今年も是々非々で取組みます。みなさまのお声をお寄せください。
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1月31日