多摩区・麻生区 トップニュース教育
公開日:2025.12.26
虹ヶ丘小
手作り木名板を設置
早野聖地公園で初企画
市立虹ヶ丘小学校(井上恵子校長/麻生区)の6年生児童が12月11日、早野聖地公園の木々に手作りの木名板を設置した。総合学習の一環として早野聖地公園里山ボランティアと指定管理者の協力で初めて行われたもので、同校の創立50周年にもちなんでいる。
6年生の児童は総合学習で地元の「早野の森」について調べており、今回の設置もその一環。児童が木々の名前を自ら書き、自分たちの手で取り付けるという取り組みだ。里山ボランティアによると、同校の創立50周年記念の思い出づくりや児童らにものづくりの楽しさ、達成感を学んでもらう機会として企画。霊園の参拝者らに小学校の郊外活動や木の名称を周知する目的もある。
設置にあたり、同公園の指定管理者であるアメニス川崎霊園管理事業体が公園内の木々の地図を作成し、木名板を設置する木に目印をつけるなど協力。里山ボランティアのメンバーは木名板の板を製作し、事前に学校に提供した。児童の発案で木の名称だけでなく、自分たちで調べた特徴や花言葉、イラストなども描かれた。「花言葉は友情、信頼、歓迎 コブシ」、「ツルツルで、サルも登れない サルスベリ」など、オリジナルの木名板が完成した。当日はボランティアメンバーの指導のもと、児童14人がそれぞれ木を探索し、協力して麻ひもで設置。公園内の36本の木に木名板が取り付けられた。
参加した仲山英輝(ひであき)さんは「早野の森にどんな木が植えられているのか知ることができてよかった」、笹岡誠也さんは「改めて早野に木の種類や数がたくさんあることがわかった」と振り返った。ハクモクレンやタイサンボクの製作を担当した安仁屋詩乃さんは「春になったら花も見に来たい」と笑顔。渡邊紗弥香さんは「木の名前を示しているので、まちの人にもわかりやすいと思う。見てほしい」と話した。
里山ボランティアの小林昌幸会長は「想像以上の木名板ができ、子どもたちがニコニコ積極的に行動してくれたのが印象的で、非常に意義を感じた」と話した。
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