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公開日:2026.01.16
「つながり」生かし魅力創出
麻生区・東区長に聞く
本紙では東(ひがし)哲也麻生区長(59)に恒例の新春インタビューを行った。東区長は市制100周年を機に構築されたさまざまなつながりをレガシーと捉えて区のさらなる魅力創出に生かす考えを示すとともに、2026年のテーマには「発」の文字を掲げ、新百合ヶ丘駅周辺の「再開発」や麻生区の魅力「再発見」といった多様な意味を重ね合わせた。(聞き手/山本浩史)
―昨年4月に麻生区長に就任されました。改めて麻生区の印象などを聞かせてください。
「『緑が豊か』『芸術・文化に力を入れている』というイメージがありましたが、想像した以上に自然が豊かで、また、芸術・文化に関わる団体や個人の活動が活発であることに驚きました。麻生区はまちづくりに熱心な方々が多く、自分の得意分野を生かしてつながり合いながらまちをつくっている。人の温かさや熱い思いの連携こそが、麻生区の最大の地域資源であると確信しました」
―2025年を振り返ってください。
「24年7月に市制100周年を迎え、麻生区でもさまざまな記念事業を開催しました。25年もいろいろな催しを行い、101年目の良いスタートが切れました。例えば、1986年から続く『麻生音楽祭』は第40回を数えました。現在6部門で実施しており、参加者・入場者が7千人を超えるイベントに成長しています。また、『農と環境を活かしたまちづくり』として、区役所としては初めて早野地区でグリーンツーリズムを開催しました。黒川地域で2006年から行われている『緑と道の美術展in黒川』は10周年を迎え、プロの作家と地域の子どもたちが一緒に制作した芸術作品が展示されるなど、区の特徴を生かした良い取り組みでした」
-危機管理対策についてはどうでしたか。
「区民の望む安全・安心のまちづくりに重点的に取り組んできました。11月の第1回総合防災訓練(第2回は12月に実施)では、南百合丘小学校で、トイレ対策訓練を中心とした避難所開設訓練を行いました。誰でも避難所でトイレを開設できるよう手順を記載したマニュアル『災害時のトイレ対策アクションカード』を用いた訓練をしました。また、実際に避難所となる体育館で宿泊訓練を行い、108名が参加しました」
-麻生区と言えば「長寿日本一」。区としての取り組みの状況は。
「健康寿命の延伸を目指した取り組みに加え、『幸せ』に着目した取り組みも進めています。今年度は、家族や推し活、自分の経験など、『自分自慢』を通じて、自己肯定感を高める取り組みを行っています」
―市は市制100周年記念事業を機にさまざまな「レガシー」の創出を目指しましたが、麻生区で生まれたレガシーは。
「記念事業を通じて生まれた、区民、団体、企業、役所のつながりがレガシーだと思います。このつながりを生かし、昨年11月に『みらい発見フェスinしんゆり』を初開催しました。これは優れた先端技術を持つ企業が区内に数多くあることを区民に知ってもらうとともに地域資源のアートと融合させ、新百合ヶ丘駅周辺のまちづくりなどの地域課題を踏まえて麻生区の魅力を再発見してもらおうというイベントで、記念事業に参加した企業や団体がここでも連携して実現しました」
-今年は麻生区にとってどのような年になるでしょうか。
「市の人口推計によると麻生区は7区で唯一、人口のピークをすでに迎えています。今後、いかに若い人に移り住んでもらうかが課題になってきます。また、26年から新百合ヶ丘駅周辺地区のまちづくりの検討が本格的に動き始めます。昨年3月に同地区のまちづくり方針が策定されましたが、今年3月には『新百合ヶ丘駅北側地区まちづくりの基本的考え方』が策定される予定です。同駅周辺の交通環境改善や公共施設の老朽化なども課題となっています。『考え方』では区役所、市民館、図書館、消防署などの建て替えについて検討を進め、27年度に『新百合ヶ丘駅北側公共施設の基本計画』が策定される見通しです。区民の皆さんと共に同駅周辺のまちづくりを行っていきたいと考えています」
-最後に区民へメッセージをお願いします。
「麻生区の魅力やブランド力を高め、『これからも住み続けたい』と思ってもらえるようなまちづくりに取り組んでいきたいと思います」
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