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公開日:2026.10.02
多摩区で秋の御城印めぐり 歴史遺産で郷土愛醸成
街の歴史や文化への理解と愛着を深めてもらおうと、多摩区観光協会(末吉一夫会長)は11月30日(月)まで、区内に残る歴史遺産「枡形城跡」と「小沢城跡」を巡る特別企画を開催している。両城跡の石碑写真を撮影し対象イベント会場で提示すると、地元書家が手掛けた「御城印」が贈呈される。
「秋の御城印めぐり」と銘打った巡礼企画は、今年2月に区観光協会役員らが、観光スポットとして人気を博す調布市の深大寺へ視察に訪れたことがきっかけとなった。同寺の近くにある神代植物公園では、「深大寺城跡」と地域の歴史的つながりを生かしたイベントを企画しており、「多摩区でも歴史遺産を生かした同様の取り組みができるのでは」と一気に構想が具体化した。
御城印は、同公園の広報担当者が手掛けた戦国風のデザインをベースに制作。文字は、区観光協会役員との縁から、区内在住で元号「令和」の揮毫で知られる茂住菁邨(せいそん)氏と真鍋秋湖氏が手掛けた。両氏による力強い名筆が映える、プレミアム感溢れる限定御城印が完成した。多摩区民祭(10月17日)・川崎北部食の祭典(11月15日)・菅ふるさと祭り(11月15日)の各イベント250枚限定でプレゼントされる。
先人に思い馳せ
かつて鎌倉時代から戦国時代にかけて歴史の舞台となった枡形城と小沢城。稲城市との市境にある小沢城跡は、自然豊かな里山として維持管理が行われており、生田緑地内の枡形城跡とともに素晴らしい景観と遺構を残している。区観光協会では、区内の自然や歴史を気軽に楽しめる街歩き企画として、「多摩区観光ガイド」によるおすすめのモデルコースを設定しており、2つの城跡も、このモデルコースの中に組み込まれている。
末吉会長は「この街の歴史や先人の暮らしに思いを馳せ、地域への理解や愛着を深めるきっかけにしてほしい」と語る。今後は地元団体との連携をさらに深め、城跡を中心とした観光振興やイベント展開を推し進めていくという。(問)区観光協会事務局【電話】044・935・3130
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