中原区 社会
公開日:2012.03.09
悲観的に備えて楽観的に対応する
市危機管理アドバイザー 大貫 啓行
被災地へは何度も足を運んでおりますが、現地の人から話を聞くと、【1】ガソリン用携行缶【2】卓上ガスボンベ【3】電池【4】発電機【5】食料【6】水、の6点が災害用必需品として挙げられました。
川崎市では東京湾と多摩川による津波被害が考えられます。高層マンションは、耐震性は問題ないかもしれませんが、揺れには相当な警戒が必要となります。高齢者が住んでいると仮定し、エレベータが止まった状況を想定すると、低層階や地下に仮眠できるスペースなどを設けておくべきです。
危機管理は日常的にするもので、最悪の事態をイメージし、それを維持しておくことが重要です。テレビや新聞などで被災者が話したことは決して過去形ではなく未来形なのです。備えをしっかりとし、災害が起きた時にパニックを起こすのでなく、強い「気持ち」を持ってどう行動できるかを考えておくことです。
悲観的に備えて、いざという時は楽観的に対応する。自分や自分の愛する人の命は「自分で守る」ということを忘れず、そのためにできることを常に準備しておいてください。
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