神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2013年8月2日 エリアトップへ

専修大生 新丸子で買物客を調査 商店街の活性化目指す

公開:2013年8月2日

  • LINE
  • hatena
PR用チラシなども作成
PR用チラシなども作成

 専修大学商学部の学生のアイデアを生かし、商店街を活性化させようと丸子地区商店街連合会(川連昌久会長)で5月からスタートしたプロジェクトが徐々に動き始めた。7月21日には、同地区の納涼盆踊りに合わせて、学生らが商店街の利用者へのアンケートを開始。25日には、その報告と今後の計画などを商店街の役員らの前で発表した。

 アンケートでは同商店街で実施している「ママとシニアにやさしいお店」のステッカーの認知度や評価、商店街の利用回数などを調査。学生の中には、流暢な英語を使って、買い物を済ませた外国人に話を聞く姿もあり、1日で56人のヒアリングを行った。

 アンケートの結果では、「商店街が役立っている」「今後も利用したい」と言った意見が8割あったものの、同等の割合で「ステッカーを認知していない」ということだった。同ゼミの渡辺達朗教授は「ステッカーを認知している方々は評価が高く。もっと広めるべきだという声が多かった」と話した。今後は更に対象を増やすため、全7回のアンケートを実施する予定だという。

Twitter(ツイッター)も活用

 また、アンケートと同時に進めているのがSNSサービスを活用した「Twitter商店街」への取り組みだ。まず第1弾として7月18日に、同商店街でパソコン教室を開く秋山修さんがSNSに馴染みが浅い会員に向けた講習会を実施し、アカウントの取り方やIDやパスワードの設定方法などを指導した。初めてツイッターのアカウントをとった駅前のクリーニング店トウヨコランドリーの樋口栄司さんは「色々な店主のコメントが見られ、また文章にその人の性格が表れて面白い。使いこなすにはそれなりの時間がかかると思うが、商店街と消費者をつなぐ一つの手段になれば」と話す。

 ツイッター商店街では、イベントやセール情報の発信を主とした戸越銀座商店街と日常的な情報を発信し、人の温かさなどを伝えている武蔵境のすきっぷ通り商店街を参考に、両方の特徴を取り入れたアプローチを行う予定だという。

 同商店街では現在、ステッカーを貼っている店舗が商店街のおよそ3分の1で、参加店の拡充が課題になっている。川連会長は「大学生のアイデアを生かすためにも、会員店に呼びかけを行い出来るだけ協力店を増やしたい。ステッカー事業もSNSも参加店が増えることで魅力ある商店街につながる」と話している。

中原区版のローカルニュース最新6

ミューザで記念演奏

市制100周年

ミューザで記念演奏

東京交響楽団と市民が共演

4月18日

5年ぶり有観客で開催

民俗芸能発表会

5年ぶり有観客で開催

 4月21日 10団体が出演

4月17日

「川崎の町名」改訂版発行

「川崎の町名」改訂版発行

地域最新の歴史も紹介

4月16日

3政令市議で連絡会設立

立憲民主党

3政令市議で連絡会設立

 都市問題解決に向けて

4月13日

小学生14人を指導員に

中原警察署

小学生14人を指導員に

交通安全啓発に期待

4月12日

「飼育の日」にイベント

 夢見ヶ崎動物公園

「飼育の日」にイベント

4月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook