児童を交通事故から守るための「交差点クロスマーク表示」を無償で提供した、信号器材(株)(遠藤芳郎代表取締役社長)に3月16日、鈴木賢二中原区長と東住吉小学校の志村辰也校長から感謝状が贈呈された。
区内市ノ坪に本社を置き道路標識の製造などを手掛けている同社では、日頃から小学生ふれあいスポーツ卓球教室や工場見学など地域貢献活動にも尽力。今回は、「地域の子ども達が安全・安心して通学できるように」と東住吉小学校の児童らの登校エリアである今井南町周辺の見通しの悪い交差点などを調査し、信号機の無い交差点14カ所にクロスマークを表示した=写真。クロスマークは輝きの強い白い塗料で書かれており、晴天、雨天時関係なく自動車運転手への注意喚起ができるという。遠藤代表は「あくまでもドライバーの注意を図るもの。学校も多く自転車の利用者も多いエリアですが、歩行者や自転車利用者は交通ルールを守ることが大事」と話した。中原警察署管内では、昨年418件の交通事故が起きており、その6割は交差点の事故で、今回のマーク表示の設置には「非常に効果的でありがたいこと」と話している。
なお、東住吉小学校の児童を代表して6年生の遠本航太郎くん、増田優斗くん、熊部くんの3人が「より安全に道を使えるようになりました。地域の安全のためにクロスマークの表示をしてくれてありがとうございます」とお礼の言葉を述べた。
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