中原区版 掲載号:2015年3月27日号 エリアトップへ

市政報告 動物愛護が”哀誤”にならないように 川崎市議会議員 松原しげふみ

掲載号:2015年3月27日号

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 平成26年、環境省が「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」を策定し、犬猫の殺処分をできる限り減らし最終的にはゼロを目指すことを目標と致しました。本市では既に平成25年度に犬の殺処分ゼロを達成しております。26年度についても、27年2月末現在で動物愛護センターに保護・収容された犬は127頭でありましたが、飼い主への返還や新しい飼い主への譲渡を積極的に行ったり、動物愛護団体等の様々な協力により殺処分は行っておらず今年度においても殺処分数はゼロとなる見込みであります。

 動物の死体処理についてでありますが、死体処理総数については平成24年度が4956体、25年度が4825体ありました。このうち路上等(交通事故等)から収集したものは平成24年度が3292体、25年度が3249体であり、両年度共に一日平均約9体となります。また飼い主の依頼等で有料で扱ったものは平成24年度が1664体、25年度は1578体となっております。処理には費用もかかりますが、平成24年度、25年度共に約4900万円で、一体あたりの処理費用は平成24年度が約9880円、25年度は約10160円となっております。

 処理された遺骨の最終的な取り扱いについてでありますが、環境局によると「動物の死体処理については浮島処理センターの動物専門焼却炉で焼却を行っており、焼却した後の焼却灰は一般廃棄物の焼却灰と同様に浮島の最終処分場において埋立て処分を行っている」との事でありました。愛玩動物として飼われているペットが亡くなった時に、ごみ、廃棄物として焼却され、焼却した後は一般廃棄物の焼却灰と同様に浮島の最終処分場に埋立てられる事については飼い主の方も抵抗があるのではないでしょうか。この件については担当の環境局では「動物の死体処理については問い合わせがある場合その旨を丁寧に説明し、飼い主の方が愛玩動物を償却した後の遺骨等を望む場合には民間のペット葬儀社に相談頂くよう御案内している」とのことでありました。

 本市では平成30年度に新しい動物愛護センターが中原区に完成致します。これを契機にこれまでと同様の処分を改め、少なくとも一般廃棄物とは別に、埋葬することを要望致します。現に横浜市や東京23区では民間活力を用いて別途、動物専用の埋葬が行われています。他都市現状を調査、研究し真の動物愛護の先進都市川崎を目指して参ります。

松原しげふみ事務所

中原区新城5-2-3

TEL:044-751-8855

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