法政二高男子バスケットボール部が全国高等学校バスケットボール選手権大会神奈川県予選で全勝優勝を果たし、7月31日から広島市で行われるインターハイの出場権を獲得した。「全員バスケ」で全国に挑む。
高校生にとって最高峰の大会となるインターハイ。予選は全国出場の2つの切符をかけ、県内の201校で争われた。法政二高は初戦から順当に勝ち上がり、4校総当たりの決勝リーグに進出した。
決勝リーグの初戦は県内最強とうたわれる桐光学園。昨年8月、新チームを立ち上げてすぐの大会で30点差以上をつけられ敗北した因縁の相手だ。しかし、悔しさをバネに、地道に重ねてきた練習の成果が結実し、61―53で勝利。波に乗ったチームは続く東海大相模戦を73―69、アレセイア湘南戦を81―48と連勝し、全勝で優勝を決めた。
大会を振り返り、久保田悠斗主将は「対戦校には個人能力が高い選手が多くいたが、チーム力で上回ることができた。試合に出る人、応援する人などそれぞれが自分の役割を誇りに思い、チームが同じベクトルを向けたことが良かったと思う。これまでたくさんミーティングや練習をしてきたが勝つことで報われた」と話す。指揮官の鈴木恭平監督は「この学年は仲の良さに甘えて詰め切れない部分があった。それが去年、桐光に負けて『8割から10割』というスローガンを立てて残りの2割を時間をかけて詰めて行った。練習、ミーティング、私生活で取り組んできた成果が成長の速さに繋がったのだと思う」と分析する。
初戦は7月31日浜松学院と対戦
インターハイは7月31日(日)から8月5日(金)まで広島市で開催される。法政二高は、2年ぶり20回目の出場となる。初戦は7月31日、静岡の浜松学院と対戦。久保田主将は「今までやってきた『全員バスケ』で上をめざしたい。どうやって県で優勝したのかを突き詰めて、インターハイを戦いたい」と意気込む。
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