市政レポートNo.91 地域の交通安全対策を実現(続編) 川崎市議会議員 おしもとよしじ
市民の生命・財産を守ることは市議会議員としての最大の責務です。その中でも日常生活でも起こり、身体・生命を脅かす交通事故への安全対策は、喫緊の課題と認識しており、”現地現場主義”を貫き、これまでも皆様の意見・要望から現地調査・意見聴取等を行って、対応を求めて参りました。また、この紙面上においても市政レポートNo.77及びNo.87としてその一部を報告しましたが、その後の進捗について、今回もお知らせ致します。
まず、苅宿町会を通って形成されている市道(29-7先から15-5先)は、府中街道と並行し、JR横須賀線をまたぐ御幸跨線橋に道路が限定される形で綱島街道や尻手黒川道路など幹線道路への迂回路となっています。そのため、交通量も多く、交通事故に対する不安を強く感じて来られたと伺いました。また、見晴らしの良い直線の先の道路は、道幅も狭く電柱もあり、車のすれ違いも容易でないばかりか近隣に小学校・中学校が存在する他、狭あいな道路面には、保育園もあり、送迎経路の為、ベビーカー利用者や子供乗せ自転車が往来する姿も多く、早急な対応が求められて来ました。町会の皆様からも「事故が起きないように速度規制をかけてもらいたい」との要望が私に寄せられたことから滝田孝徳県議と協力を図り、我々と町会関係者、中原区道路公園センター、地元警察署で現地を確認。速度規制に関しては、昨年度末、最高速度30キロメートルの規制をかけることを決定。市側も危険箇所への対応として歩行者等が通行可能な路側帯面約150メートルへの”カラー舗装化”を行い、ドライバーへの注意喚起策を講じました。(写真1)
次に、木月二丁目町会内のある交差点については、信号機の撤去等の事情により、すぐさま数件の事故が発生していたことから、その間の緊急的な対策として、電柱への注意喚起幕の設置を行った他、要望を頂いた交差点の”カラー舗装化”の取り組みに向け、「通学路安全対策会議・中原部会」を通じて議論され、今年度の予算確保へ、取り組みを促して参りました。その結果、カラー舗装化工事が行われ、その対策が実現致しました。(写真2)これからも区民の要望に耳を傾け、あらゆる機会を通じて本市にその対応を求めて参ります。
市議・押本吉司
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4月19日
4月12日