大戸小学校PTA(川村明啓会長)が先月17日、学校や地域に貢献したPTAを表彰する「日本PTA全国協議会会長表彰」を受賞した。
この表彰は、日本PTA全国協議会が主催している。子どもの健やかな育成や教育環境の向上、家庭教育の充実などに貢献した団体や個人に贈られる。
大戸小PTAは数年前から、通学路の危険な場所を見回り、横断歩道が薄いなど危険な場所を写真付きでレポート。要望を含めた代案を考察し、意見をまとめてPTA会長と学校長から区役所に報告している。もともとは、校外委員が中心となって行政に挙げていた危険個所アンケートを生かそうと、3代前の会長からスタートし、現在も継続的に取り組んでいる。
この取り組みについて川村会長は「道路整備は区役所の各部署や警察など様々な機関が携わっており、その仕組みは複雑。市民からの一方的な要望だけでなく、まちづくりのために何ができるかお互いが寄り添う姿勢を大切にしてきた」と語った。また、受賞について「皆で取り組んできたことなので、嬉しい。これからも子どもたちのために、まちの人と共に頑張っていきたい」と話した。
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