来年4月に開校予定の「小杉小学校」(小杉2丁目)の校章デザインが決定し9月5日、発表された。今井小学校と西丸子小学校の6年生ら約200人からアイデアが寄せられ、子どもたちの思いが詰まったデザインとなった。
校章は「人と人が繋がる温かな雰囲気の学校」というコンセプトで、中原区の花・パンジーと学校名である「小杉」を組み合わせ、そこに多様な人が集いつながり合うイメージのデザインに仕上がった。
市教委は今年6月、今井小と西丸子小の6年生児童らからアイデアを募集。色鉛筆で手書きのデザイン画や新設小学校に対する考えや思いを表した言葉などがおよそ200人から集まった。その中で「小杉」の漢字を使ったもの、人が繋がったり手をつないだりするイメージ、区の花であるパンジーをモチーフにしたものなどが多かったことから、これらの要素を取り入れて最終的にデザイナーによって制作された。
西丸子小では「学区が分かれてしまうため、離れ離れになる友達を思って、校章に込めた思いを知ってほしい」と、市教委提出前に昇降口に張り出し、全校生徒が閲覧できるように。伊東芳男校長は「集まった作品にはそのまま使えそうな力作もあり、みんなの考えや気持ちを感じることができたのでは」話していた。
小杉小の通学区域は小杉2丁目と3丁目全域。来年4月から今井小と西丸子小の該当児童が通学する。特例として新5・6年生とその兄弟姉妹は通学する学校を選択できる措置をとる。また、3丁目の一部地域では交通の危険性から東住吉小への変更も可能とされている。現在建設工事中で、年末に完成予定。
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