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中原区 社会

公開日:2019.02.08

ブレーメン通り、サライ通りの2商店街
消防団協力事業所に認定

  • 前列左から谷署長、鈴木会長、伊藤理事長、布施団長

 モトスミ・ブレーメン通り商店街(伊藤博理事長)とサライ通り商店街(鈴木照明会長)が、中原消防団(布施行雄団長)の福利厚生に協力している事業所として「消防団協力事業所」に認定された。2月1日には、認定表示証の交付式が中原消防署(谷芳之署長)で行われ、鈴木会長と伊藤理事長がそれぞれ谷署長から表示証を受け取った。

 両商店街は先日、消防団員が団員手帳を提示すると商店や商業施設などでサービスが受けられる「川崎市消防団応援事業所制度」に所属店舗を申請、合計30店舗が認定された。

 伊藤理事長は「今回、申請を呼びかけて感じたのは、まだまだ消防署と消防団の違いを知らない人が多いということ。応援店が増えることで消防団のご苦労を区民の方にも知ってもらう機会になれば」と話した。また鈴木会長は「応援店舗は今後も増えていくと思う。地域として応援していることが団員の方々に伝われば嬉しい」と話した。

 布施団長は「応援店が増えるのは嬉しい。団員のモチベーションにもつながる。現在でも団員は足りておらず、あと20〜30人は欲しいところ。今回の件も入団促進の一助にしたい」と話していた。

 応援事業所は商店街に入っていなくても申請できる。市内で登録店舗が最も多いのは43店舗の川崎区。中原区は今回の登録で市内で2番目の登録数となった。

 ※消防団とは…常勤の消防職員が勤務する消防署とは異なり、通常、各自それぞれの職業に就きながら平時の予防・防災活動に取む地域組織。火災や大規模災害発生時には自宅や職場から現場へ駆けつけ、地元ならではの経験を生かした消防防災活動を行っている。

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