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統一地方選・中原区 市議選 激戦の様相 県議選 無投票回避へ 4月7日投開票、有権者は約21万人

政治

掲載号:2019年3月8日号

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 統一地方選挙の川崎市議選、神奈川県議選が3月29日(金)告示、4月7日(日)に投開票される。中原区では、市議選は定数10に対し14人、県議選は同3に対し4人が立候補する意向を固めている(3月4日時点)。本紙では立候補予定者に重点政策や訴え等について聞いた。(現職=前回得票数順、前職・元職・新人=五十音順。カッコ内は政党・当選回数)

市議選

 市議選で立候補を表明しているのは現職8人、前職1人、新人5人。その他、1人が出馬を模索しており、激戦の様相を呈している。

 原典之氏(自民・2回)は、自身のスローガン「創考守」に伴い、等々力プール設置を含む等々力緑地の整備、駅利用者や地域性をふまえ武蔵小杉駅の新改札口設置と住みやすい環境づくり、消防団活動を生かした災害対策や防災力向上を掲げる。

 松原成文氏(自民・4回)は、「政策立案と実行力」をテーマに掲げ、行財政改革により、医療、福祉、教育、環境、子育ての充実などを進めるとともに、防災インフラを整備することで、中原区のポテンシャルを生かした持続可能な街づくりをめざす。

 末永直氏(自民・1回)は、駅の混雑緩和、市民サービス不足などの課題に向き合うとともに、交通アクセスが不便な国際交流センター、木月、井田、小田中へのバス路線の拡充を訴える。西加瀬の工場跡地の商業化等利用も進めたい考え。

 重冨達也氏(無所属・1回)は、教員の研修拡充、災害用トイレの備蓄状況の改善など4年間の実績・成果をふまえ、市の収支不足の改善、地震や風水害への備え、人と人のつながりで幸福感が増す楽しいコミュニティづくりを掲げる。

 押本吉司氏(立憲・2回)は、現場主義・生活者目線で、議会・行政改革の徹底、中学卒業まで小児医療費助成拡充、待機児童解消、教育投資など子育て環境や女性活躍の推進、防災減災対策、福祉医療の充実、スポーツ振興などを掲げる。

 川島雅裕氏(公明・2回)は、児童虐待やいじめ防止、通学路の安全確保など子育て対策、交通不便地域解消のためのミニバス等の導入、駅の混雑緩和、認知症や介護の支援、商店街の充実、豪雨や土砂災害など防災や防犯対策強化を訴える。

 大庭裕子氏(共産・3回)は、市の財政力を大規模事業ではなく市民要求の実現に転換させ、中学卒業まで所得制限や一部負担のない子どもの医療費無料化、国民保険料の引き下げなどを訴え、福祉の充実、豊かな暮らしの実現をめざす。

 松井孝至氏(国民・1回)は、保育施設や小児医療費助成など子育て施策の拡充や高齢者が孤立しない安心な地域社会の形成、駅の混雑緩和と安全対策、災害対策と安全を確保できる基盤整備で、住み続けていきたいと思う街の実現を進める。

 松川正二郎氏(無所属・前職1回)は、防災・教育環境の視点で学校体育館の冷暖房化、南武線連続立体交差による生活利便性の向上、子育て、健康、防犯、まちづくりなど、地域の声を拾い、身近な課題の解消や生活重視の取り組みを掲げる。

 石井敦也氏(無所属・新人)は、多様な保育の選択肢を広げ保護者と子ども双方のための保育と街づくり、高齢者の健康寿命を延ばす取り組みの活性化、顔の見える社会づくり、働きやすい・育てやすい・生きやすい街川崎の実現をめざす。

 市古次郎氏(共産・新人)は、引退を表明している市古映美氏の後継として、年金が増えずに負担がかさむ高齢者世代、通勤混雑にしびれを切らす現役世代、保育園探しに奔走する子育て世代に目を向け、税金の適切な使われ方に注視する。

 河村遼氏(立憲・新人)は、福祉関連業界勤務の経験をいかし、議会・行政改革による無駄な予算や税金のカット、防犯・防災の整備、子育て・医療・介護のしやすい地域社会の構築を進め「住み続けたい街川崎」の実現への取り組みを誓う。

 小松雄也氏(無所属・新人)は、保育施設の充実や快適な子育て環境づくりを提唱。出版業界勤務の経験をいかし、子どもの読書環境の充実と本を通じた世代間交流、教育の推進、高齢者が孤立せずに地域で活躍できる社会づくりをめざす。

 吉沢直美氏(自民・新人)は、国会議員の秘書歴約20年の経験をいかし、女性や働く母親の視点を社会全体に広げ、その多様な声を政治に届けることで、少子高齢化や広がる格差などの課題解決、川崎市政発展に向けた取り組みを誓う。

県議選

 川崎市内の選挙区で唯一、無投票が取り沙汰されていた中原区の県議選だが、前職が出馬の意向を示したことで選挙が行われる見通し。

 川本学氏(自民・1回)は、安心・安全の街づくりの観点から設置を進める防犯カメラの増設、女性を含む消防団員の入団促進、保育士確保を含む待機児童対策、刑務所出所者の再犯防止、SDGsによる持続可能な経済社会の推進に取り組む。

 滝田孝徳氏(立憲・4回)は、原発ゼロ社会の実現、水道民営化反対、中学までのこども医療費無料などの子育てや高齢者政策の充実、安全安心のまちづくり、スギヒノキの植替えによる花粉症対策、政令市川崎に目を向けた県政実現を主張する。

 君嶋千佳子氏(共産・1回)は、住民の暮らしを優先させるために、「事実が知らされず言いたいことが言えない独裁的な政治」をやめ、権力者ではなく民主主義による社会づくり、人間らしい暮らしを保障する自治体づくりを訴える。

 日浦和明氏(無所属・前職1回)は、介護、医療、待機児童などの社会保障、道路改修や老朽化した水道管などのインフラ整備、授業料無償化、経済成長を促す積極的な予算づけで国民所得を増やしデフレを脱却させ豊かな日本の実現をめざす。

前回投票率は

 前回の投票率は市議選が44・22%で、県議選は43・98%だった。前回の有権者数が19万1343人(市議選)と19万2419人(県議選)に対し、3月1日時点の選挙人名簿登録者数は21万205人で、有権者数は1万7千人強増える見込み。

 期日前投票は3月30日(土)から4月6日(土)まで可能。中原区役所(午前8時半から午後8時まで)と国際交流センター(午前9時から午後8時まで)で投票できる。

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