意見広告 「読書」を通じた地域活性化への提言 地域政党「読書の党」 党首 小松雄也
川崎市では「読書のまち・かわさき」を教育委員会が宣言して活動していますが、その実態は芳しくありません。川崎市学習状況調査によると、平成29年度の子どもの不読率(1か月に1冊も本を読まない割合)は、小学生で12・7%、中学生で30・0%となっており、全国平均に比べると川崎市の小中学生は2倍程度も不読率が高い傾向にあります。このような状況を改善するため、昨年11月の「かわさき読書週間」では、母校・川崎市立下小田中小学校の4年生約160人に「読書」の授業を行い「将来の夢」をテーマにお薦めの1冊を子ども達一人一人に紹介しました。読書への関心を高める取り組みは急務だと考えています。
私は学生の頃から読書普及活動に取り組み、川崎市とも協力し「書評合戦ビブリオバトル」を推進しています。こちらの最大の魅力は、初対面の人同士でも様々な世代が自分の好きな本の紹介を通じて気軽に交流できることです。世代間の交流に最も効果的な手段であると確信しており、中原図書館を中心に6年前から活動を始め、川崎市でも普及して参りました。
児童養護施設・新日本学園にクラウドファンディングで集めた資金で本を寄贈する「選書図書運動」や高齢者にお薦めの本を紹介する「敬老書店」、また、ご家庭で読まれなくなった絵本を集めて保育園に寄贈する「絵本のまち、かわさき」運動では300名近くの地域の皆様のご協力で3307冊もの絵本が集まり、中原区の63カ所の施設に寄贈することができました。これからは市政を通じて市民活動を継続して発展させていきます。
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4月19日
4月12日