第57回県高校総体(インターハイ)陸上競技の県予選が19日まで等々力陸上競技場などで行われ、市立橘高校陸上部=写真=が7年ぶりに男女揃って総合優勝を果たした。予選を通過した選手は6月に開かれる関東予選に出場し全国の切符をめざす。
学校対抗の成績は、各選手の競技結果により付いた点数の総合により順位が付けられる。男子は99点で7年ぶり、女子は104点で2年ぶりの総合優勝。男子は12種目、女子は10種目で関東予選への出場を決めた。武富祐二監督は「一人ひとりが目標に向かって頑張った結果が総合優勝に結びついた」と話す。
八種競技で優勝、110mハードルで3位に入った男子部長の鍋元慶次さんは「選手個々の持ち味が出せて嬉しかった。橘高校の陸上部は、つらい時でも先輩後輩関係なく声を掛け合って、楽しく練習するのが伝統。関東も楽しんでインターハイをめざす」と意気込む。リレーメンバーで女子部長の平田ジュリアンさんは「昨年の新人戦では総合優勝を逃していたので、絶対優勝したかった」と振り返る。
男子の2位は、同じく中原区内にある法政二高陸上部。昨年まで5連覇を果たしていたが、橘高校に譲った格好だ。女子は3位だった。鍋元さんは「強い学校で意識はしているが、気負うことなく、お互い切磋琢磨していけたら」と話した。
関東予選は6月14日(金)から、茨城県笠松運動公園陸上競技場で開催される。県予選を突破した選手などは、神奈川陸上競技協会HP内の県高体連ページに掲載されている。
中原区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|