川崎市立今井小学校で6月29日、市が取り組む地域の寺子屋事業として2019年度「寺子屋今井」の第1回が開催された。同校の児童と保護者約30人が参加した。
今年度のプログラムも、認定NPO法人キーパーソン21がコーディネイトしているもので、小学校低学年の親子向けに全6回に渡って「自分らしさ」を再発見することをねらいにしている。同団体の朝山あつこ代表理事(=人物風土記で紹介)は冒頭で「『あなたの人生をわくわくさせる』ことをミッションに活動している団体です。全6回の活動を通じて、自分らしさを見つけるきっかけにしてほしい」と話した。
第1回の講師を務めた映画監督の古新舜さんは、子供たちが自分らしく生き、子供と大人が一緒に成長できる社会の実現を目指し活動している。ワークでは、「ハイタッチ自己紹介」や「いつもとちがうじゃんけんゲーム」などオリジナルのゲームを参加者で行った。
母親と参加した小林彩音さん(6)は「いつもとちがうじゃんけんゲームの“ぎょうざじゃんけん”が楽しかった。知らない友達とも仲良くなれた」と話していた。