神明大神(中丸子)で1月11日、おびしゃ祭が行われ、多くの地域住民が参加した。同神社に古くから伝わる「おびしゃ」は2本のしめ縄(男縄・女縄)を飾り付け、悪疫退散や五穀豊穣を祈願する伝統行事として、例年年明けに行われている。
当日は寒空の下、大勢の地域住民が参加。お互い協力しながら約350束の藁で2本のしめ縄を作っていった。できあがった縄の長さは約4メートル。神事の後、住民たちがしめ縄を担いで境内を3周した。しめ縄に触れると今年1年幸せに過ごせるとして多くの人が縄を撫でていた。
その後は本殿と神木に慎重に飾り付けられた。神明大神おびしゃ保存会の野口新二会長は「今年も長さがぴったりのしめ縄ができた。住民が協力してできたしめ縄を、参拝の際にぜひ見てほしい」と話していた。
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