川崎フロンターレのコーチが指導するサッカー教室が9月13日に等々力陸上競技場で開催され、多くの親子連れが汗を流して楽しんだ。中原区主催、同クラブと川崎フロンターレ中原アシストクラブが協力。
日頃、試合会場として使われている等々力のピッチでサッカーを楽しめるとして毎年人気のイベント。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため人数を制限。抽選で選ばれた区内の親子50組が参加した。
開会式では、アシストクラブの藤本秀明会長が「多数の応募の中で選ばれた皆さんは幸運。運を生かしてスポーツも勉強も頑張ってください」と子どもたちを応援。サッカー教室は4チームに分かれて行われ、鬼ごっこやストレッチでウォーミングアップをした後、ボールを蹴る際のコツなどをコーチが実践で指導。後半には親子交えてミニゲームを行い、皆でボールを追いかけた。会場にはコーチが親子に激励やアドバイスを送る声や、子どもたちの笑い声が響き渡り、終始にぎわいが絶えなかった。
参加を楽しみにしていたという下河原小学校1年の村上優斗君は、「鬼ごっこと試合が特に楽しかった。コーチにうまくなるための3つのコツを教えてもらえた」とはにかんだ。試合後、藤本会長は「参加者の皆さんに楽しんでもらえたようで良かった。来年以降も開催するつもりなので、男の子も女の子も、身体の不自由な子も誰でも気軽に参加してほしい」と話していた。
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