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まちと歩む駄菓子屋【1】 妻の遺志継ぎ、夢をのせ 住吉小学校前「はらだや」

社会

掲載号:2020年9月18日号

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「週6日ほど店を開けています」と猶治さん
「週6日ほど店を開けています」と猶治さん

 住吉小学校前にある駄菓子屋「はらだや」。昭和30年頃に店を構え、60年以上にわたって子どもたちに夢を与え、心とお腹を満たし続けてきた。しかし、その間店を切り盛りしてきた原田ユリ子さんが2年前に他界。現在は、夫の原田猶治さん(89)が日々店先に立っている。「妻を亡くした時は店じまいも考えた。でも子どもたちが喜んで来てくれる姿を見ていると、やめる気にはなれなくてね」と猶治さん。数十年前に通っていた子が親となり、我が子を連れて訪れることも多く、「『(お客さんから)おれのこと覚えている?』って聞かれると、妻は嬉しそうに思い出していたよ」。

 放課後に下校する児童を見守るのも、はらだやの仕事。近隣の小学校が下校を迎える時間帯に店を開け、午後6時頃まで営業するのが日課だ。店内には「いつも見守ってくれているおかげで楽しく遊べています」などと児童からの手紙も並んでいる。取材中、友人と訪れていた三原玄大さん(15)も、小学生の頃から通っている一人。「コンビニとは違った雰囲気で好き。今でもよく友達と来ます」と微笑む。

 開店した頃は、近隣に駄菓子屋や文具店などが多かったという。時代とともに街の景色は変わったが、「子どもの純粋な眼は昔と全く一緒」と目を細める猶治さん。店内の駄菓子もほぼ全て100円以下で「子ども価格」で並べている。一日の売上は数千円ほどというが、「健康のためにもしばらく頑張るよ」。

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