神奈川県高等学校秋季バスケットボール大会(県予選)の決勝が10月24日に都内で行われ、法政大学第二高校が準優勝でウインターカップに進出することが決まった。冬の全国大会への出場は7年ぶり。例年は県予選の優勝校のみが出場できるが、今年は新型コロナの影響で夏の全国大会が中止になったため、代替案として神奈川県では3位までが県代表を担う。
決勝では、優勝常連校の桐光学園高校(麻生区)と激突。法政二高は試合開始から相手にリードを許すも、第3クオーターで逆転。その後、再び巻き返され、72対89で試合終了。優勝は逃したが2013年以来の全国への切符を手にした。鈴木恭平監督は「敗れたが、部員同士の信じ合う気持ちはうんと高まった。成長が見られてうれしい」と話す。
コロナ下でも団結
感染予防対策で部活動が7月上旬まで中断を余儀なくされた。3年でキャプテンの佐藤悠真さんはこの逆境に「ショックはあったが、腐りたくない」と自らと部員らを奮起。テレビ会議システムZoomを利用し、画面越しに部員全員で同時にトレーニングを行い、団結力を高めた。佐藤さんは「勝っても負けても引退まであと2カ月、バスケを本気で楽しみたい」と思いを語った。
ウインターカップは12月23日に開幕する。
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