川崎ブレイブサンダースU15でキャプテンを務める 水品 皓暉(みずしな こうき)さん 中丸子在住 15歳
バスケ一筋、日々精進
○…川崎ブレイブサンダースのユースで、中学生28人で編成するU15男子チームをキャプテンとして率いる。積極的にチームメイトとコミュニケーションを交わすのは、プレーを臨機応変に進めるため。「試合を把握するには、普段からそれぞれの特徴や考えを知っておきたい」。日々の練習はU18の高校生と合同。「体の大きい相手に飛び込むのは怖かったけど、最近は楽しくなってきた」。ガードとしてチームを勢いづけるため日々汗を流す。
○…区内で生まれ、バスケを始めたのは4歳。幼馴染と一緒に、当時社会人チームだった東芝のミニバス教室に足を運んでからのめりこみ、バスケ歴はすでに10年を超える。両親はともに未経験だが、体づくりの面で心強いサポーター。栄養を考え好物の肉は控えるものの「母親が配慮して作ってくれる。特に豆腐ハンバーグがお気に入り」と表情を緩める。
○…玉川中在学。2年秋から生徒会長を務め、先日任期を終えた。全校生徒の意見に耳を傾け、学校の持つ課題に向き合いたいと校内に目安箱を設置。「生徒の意見を反映して、これから学校がより良くなっていくのが楽しみ」と期待を抱く。人前で話す機会が増えたことで動じない性格に。「少し前は、試合前だと緊張で食べられなかったが、今は度胸がついた」と成長を実感する。
○…夢はプロ選手。昨秋のワールドカップの試合を見てその思いは高まり、実力主義の場で自身を試そうと決心。3年へ進級する前にバスケ部を辞め、クラブチームの練習1本に絞った。「川崎ブレイブサンダースのように泥臭くハードワークを重ねて、相手の勢いを止められる力強さを身につけたい」。大舞台でプレーする日を心に描き、無我夢中で突き進む。
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4月19日
4月12日