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台風19号多摩川水害を考える川崎の会のメンバーで、原告団の団長を務める 川崎 晶子さん 上丸子山王町在住 47歳

掲載号:2021年2月5日号

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「普通の幸せ」あきらめない

 ○…令和元年東日本台風で自宅が床上浸水し、被害額は1800万円。「水門は閉めるべきだったのか」という疑問から、全貌を知りたいと同年11月末に発足間もない会に加入。学習会などを通し、地域住民と意見交換した。検証を求め、市長あての要望書や市議会あての請願書を提出してきたが、納得できる返答が得られず、最終手段として裁判に踏み切った。「途方に暮れている人、怒っている人、たくさんの声を聞いてきた。責任をもって市に届けたい」

 ○…出身は金沢八景。子どもの頃、近くの米軍基地で起きたジェット機の事故を目の当たりにし、平和の大切さを感じるように。「お金持ちでもない『普通の人』が幸せに暮らすには、平和や民主主義が大切」。誰かとともに考え、継承していきたいと社会科の教員になった。中原区の私立学校で教鞭を執り23年目だが、「未だに毎日ハッピー。最近も、非正規雇用について自分たちなりに考えて発表してくれた生徒の姿に涙が出た」と幸せを噛みしめる。

 ○…リフォーム後の家で、夫と3人の息子と暮らす。台風直前の夏休み、小6だった三男がまとめた自由研究が、偶然にも「山王排水樋管の設置のため団結した人々について」。「彼は自分の研究が私の活動を支えていると自慢げなの」と微笑む。昔からの息抜きは服作り。「今日の服も全部自分で作ったもの」

 ○…卒業生に必ず贈る言葉は「知は力」。会でも学習を通して知識が増え、行動に移せた。裁判は市民の権利だと生徒に説いてきたので、団長就任は「自然なことかな」。「市民の命を大切にすることが市の仕事。起きたことの誤りを認めた上で次に備えてほしい」。自分や周りの人の幸せを守るための闘いは始まったばかりだ。

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