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中原区 4人に1人が私立中学 進学率、5年連続上昇

教育

掲載号:2021年4月9日号

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 中原区内の2019年の市立小学校卒業生の進学率が今年3月末に発表され、私立中学校へ進んだ生徒が過去最高の26・5%だったことがわかった。市内平均は17・8%と横ばいなのに対し、5年連続の上昇。川崎市教育委員会は要因として、保護者の教育への関心の高さや、立地環境による通学の利便性などを挙げた。

 市教委が3月31日に発表した「年刊教育調査統計資料(令和二年度)」によると、2019年に区内小学校を卒業した2074人のうち、市内最多の550人が私学へ進学。4人に1人が私立中へ進んだことになる。2014年の20・9%から5年連続で上昇し、同年までの上昇幅は5・6ポイントとなった。

 資料を扱う市教委の教育政策室企画調整担当者は、中原区で私立中学校への進学率が高い理由について、保護者の教育に対する関心が高いこと、市外の中学を選択できる立地の利便性の良さが挙げられると分析する。また、区内で学習・進学塾を営む男性は「高所得世帯が多いエリアは私立受験を望む傾向にある。特に中原区は小学2・3年生から検討をはじめる人が多く、中学受験を全く考えていなかった保護者でも周囲に受験生が増えることで意識する機会が増えるようだ」と話した。

 市内各区の私学進学率は中原区に次いで麻生区が22・6%。最も低いのは川崎区で10・2%。上昇幅で見ると、幸区は18・8%で前年比プラス1・9だが、他5区は前年に比べ横ばいだった。

 近年の傾向について同担当者は「市内の保護者の教育に対する価値観の多様化が進んでいる実感がある。勉強重視の進学校だけでなく、児童の実態や適性を踏まえて学校を選択する傾向がある」と話した。
 

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