丸子地区少年野球連盟(滝田孝徳会長・石井彰本部長)が主催する「丸子地区小学生野球春季大会」が今春、節目となる第100回目を迎えた。5日間にわたる熱戦が5月23日、丸子少年球場で幕を閉じた。
6チームによるリーグ戦の末頂点に立ったのは、5戦全勝した「天神町少年野球部」。昨年王者の八幡町を下し、3年ぶりの優勝となった。6年生が多く選手層が厚い同チームは100回大会での優勝を目標に、日々練習してきたという。監督を務めた加賀田甲次さん(48)は「今年はバッテリーもしっかりしていたので数年前から狙っていた。コロナ下で練習も少なく、大会直前でケガ人が出たにもかかわらず、目標を達成できた。子どもたちによく頑張ったねと言いたい」と選手を労った。
2位は「八幡町」、3位は「山王一丁目」。「東新」「上平間青空」「丸子通一丁目」は健闘するも上位入賞を逃した。
同大会は1972年から、毎年春と秋に開催している伝統の大会。1回目の開催から携わる同連盟相談役の白井信夫さん(77)=人物風土記で紹介=は「春は新チームとなる時期。ホームランも5本出て、今後の成長が楽しみ」と話した。
同連盟は一昨年から100回目を記念した催しを企画していたがコロナ下で断念。優勝・準優勝トロフィー、3位の盾を新調するにとどめた。
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