市政報告vol.75 「川崎じもと応援券」を新生児へ/妊娠中の方とパートナーにコロナワクチン接種/JR南武線連続立体交差事業、新工法で前進か!? 川崎市議会議員 末永 直
1、「川崎じもと応援券」利用期間延長と新生児へ支給
9月2日より川崎市議会令和三年第三回定例会が開会し、9月6日、約3億4千万円の議案第126号令和3年度川崎市一般会計補正予算(その1)が可決されました。議会で成立しましたので即座に実行されます。内容は次のとおりです。
(1)令和3年に出生した新生児を養育している方に「川崎じもと応援券」2冊が支給されます。(約3億1千万円)
(2)「川崎じもと応援券」の利用期間が本年末から来年3月31日まで延長されます。(約3千万円)
その他、本定例会では新型コロナ対応等28の取組、約114億円の補正予算案(その2)を計上されています。議会最終日10月8日の採決に向けて議論を尽くして参ります。
2、妊娠中の方とその配偶者に対する新型コロナワクチン接種の実施
9月6日に報道発表されましたが、昨日9月9日から新型コロナワクチン接種の予約枠が、すでに行っている妊娠中の方とともに、その配偶者にも拡充されました。残り1265人分(9月6日現在)。予約受付終了日時は9月15日(水)午後6時まで、予約コールセンターでのみ受付とのことです。期間が短いのでぜひ、ご予約ください。(※0120-654-478)
3、JR南武線連続立体交差事業、新工法への方向性が示される
JR南武線連続立体交差事業ですが、最近まで事業存続が危ぶまれており、それではいけないと早期実現を議場等で自民党川崎市議会議員団一同、訴え続けてきました。そのかいあってか、市は8月30日のまちづくり委員会で新工法である「別線高架工法(新工法)」の変更効果や一定の方向性を示しました。
従前の仮線高架と比べて、新工法は事業費1387億円と、214億円も安く、開かずの踏切解消は6年短縮、事業期間も5年短縮されるとの試算が示されました。「なぜ最初から新工法を提示しなかったんだ?」とも思いますが。鹿島田駅周辺のペデストリアンデッキの一部を撤去しなければならない課題があることも事実です。中原区民は賛同だと思いますが、幸区民の理解を得る必要があります。これから大きなかじ取りが求められます。本年11月をメドに方針が確定するとのことですが、行政資料の「市民ニーズの把握」の中に「約700名の児童の通学路となっている『向河原駅前踏切』などの開かずの踏切の除去に対する市議会や幸区町内会連合会や中原区町内会連絡協議会等からの要望は変わらない」と明記されたことは大変意義深いです。
今後の方向性として「『別線高架工法』による事業推進に向け、JR東日本と連携し、国などの関係機関との調整を進める」とのことです。
着実な仕事を心がけてまいります。
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4月26日
4月19日