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中原区 社会

公開日:2021.12.10

内藤アカデミー
「自給生活体験」で市優秀賞
スマート大賞 奨励は区内2件

  • 菜園を背に立つ学童の子どもたち

 二酸化炭素削減などに資する市民や事業者の取り組みを川崎市が表彰する「スマートライフスタイル大賞」。10回目となる今年、中原区内からは学童保育を運営する内藤アカデミー(内藤幸彦代表)が優秀賞に輝いた。大谷戸小学校(長嶺祐介校長)とジェクト(市川功一社長)は奨励賞に選ばれ、先月18日に表彰を受けた。

 内藤アカデミーでは、敷地内の菜園で子どもたちが野菜を栽培。今年の夏はトマトやキュウリ、ナスなどを育て、自宅に持ち帰って調理した。また、生ごみで堆肥づくりにも取り組む。子どもたちは「表彰されてうれしい。これからも続けようと思った」と満足げに話した。

 大谷戸小学校は、5年生が総合的な学習の時間に行ったSDGsの取り組みが「環境教育貢献」として評価された。

 ジェクトは昨年に続き、2度目の受賞。今年は、ケヤキの古材で作った木工品を取引先に配布したり、運営する学童で間伐材を用いて木工教室を開くなど、木材の利用促進が評価された。

 今回の大賞には市内から20件の応募があった。最優秀賞が2件、優秀賞が5件、奨励賞が11件だった。

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