大谷戸小学校(長嶺祐介校長・児童1045人)で先月下旬から今月にかけて、全児童を対象に中原警察署による「情報モラル教室」が行われた。インターネットに接続できるゲーム機などの普及によるトラブルを危惧し、同校が警察署に依頼。学年ごとにテーマを設けて実施された。
今月2日は5年生171人が授業を受けた=写真。児童らは、ネット上への嘘や悪口の書き込みなどが犯罪になり得ることを県内で起こった事件をもとに学習。講師を務めた同署生活安全課の浮田裕輔さんは「携帯電話やスマホは刃物と同じ。ルールを守れば便利だが、誤って使えば凶器になる」と訴えた。
ネット上では年齢詐称が簡単にできることや、送信した写真を完全に削除することが不可能なことを踏まえた上で、女子中学生に成りすました成人男性に裸の写真を送った女子児童の事例などもDVDで学んだ。
授業を受け、比留川ゆずさんは「ネットは楽しいことだけじゃなく、悪いこともたくさんあると知った。お母さんと相談しながら楽しく使いたい」と話した。
授業後は、中原防犯協会から自転車用チェーンロックなどが送られた。
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