中原区 意見広告
公開日：2022.12.09
市政報告vol.90
物価高騰対策！補正予算案、小児医療費助成制度拡充案など示される。
川崎市議会議員 末永 直
令和４年第５回川崎市議会定例会が11月28日より行われています（12月21日まで）。議案43件等審議します。12月７〜８日にかけて代表質問が行われました。議案は本日９日に各常任委員会採決、15日に本会議採決を経て成立します。
１．主に物価高騰対策の補正予算案
まず、一般会計補正予算案として計上された44億円余についてご報告します。自民党川崎市議会議員団が求めてきた物価の高騰対策について計上されました。主な詳細は以下の通りです。
【1】高齢者施設等に対する光熱費高騰分の助成として助成単価を増額するとともに、対象施設を追加しました。
【2】交通計画関連経費としてタクシー及びバス事業者に対して燃料費の高騰分の一部を助成します。
【3】社会福祉法人に対して、建築資材の価格高騰分にかかる補助単価を増額します。
【4】これまで農業生産に必要な燃油や肥料などへの調達支援を要望してきましたが、今回、施設園芸に取り組む農業者に対して、燃料費の高騰分を助成します。
【5】他にも、一般廃棄物収集運搬業者に対して、タクシー及びバス事業者に対して、中小港湾運送事業者に対して燃料費高騰分の一部を助成します。
【6】役所関係では消防車の燃料費や小中学校等、中原図書館、北部市場や下水道施設、道路照明灯の電気料金、各区役所や消防署等の電気料金及びガス料金など増額予算を計上しています。
物価の高騰は行政運営においても大きな影響をもたらしています。買い物をして会計の際に「こんなにかかるの？」と感じることも多くなってきました。家計への影響大です。
また、新型コロナウイルス感染症対策事業費について、感染状況を踏まえ、療養患者への対応等にかかる負担金及びＰＣＲ検査費用の公費負担分などを増額します。コロナ陽性者が急増しています（私も含め）。お気をつけください。
２．小児医療費助成制度拡充案が議会報告
私が所属する文教委員会で11月18日、小児医療費助成制度の拡充案が報告されました。通院医療費の対象年齢の上限を小学６年生から中学３年生に拡大。１歳以上にかかる所得制限を撤廃。財源として年間約16億円を見込むとのことです。一部負担金１回５００円が小学４年生以上の場合必要とのことです。来年の３月議会で条例改正案が可決すれば来年９月から制度拡充となります。
諸々、追ってご報告致します。
末永直
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suenagayuke26@gmail.com
TEL:044-789-5823
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