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中原区 教育

公開日:2022.12.16

暗算検定10段 奥村さん合格
中原小5年 練習積み重ね

  • 合格証書を持ち笑顔の奥村さん

  • 両手を使いそろばんをはじく奥村さん。「暗算では頭の中のそろばんで計算します」

 中原小学校5年生の奥村紗菜さん(10)が、全国珠算教育連盟主催の段位合格検定で最高位の10段に合格した。

 9月にあった検定試験には全国から5613人が受験し、10段合格者は20人。わずか0・4%の狭き門だった。

 試験はかけ算、わり算、見取り暗算の3種目で各40問を3分で回答する。暗算スピードも正確性も必要となる。

 奥村さんは「目標としていた10段に合格できてとってもうれしい。ミスをなるべく少なくできるよう気を付けた」と笑顔で話した。

 「小さい頃から数字が好きだった」と幼稚園の頃にそろばんを習い始めた奥村さん。小学1年生から区内にあるそろばん教室に通い始めると、めきめき上達。2年生で検定試験などに挑戦する選手コースに入ると毎日1〜2時間練習を積み重ねてきた。

 そろばん教室で奥村さんを指導している渡邉伸清さんは「ほぼ毎日、教室に通い練習をしている。その練習量が一番の勝因ではないか。この教室から10段合格者がでるのは初めて。誇らしい気持ち」と称えた。

 珠算・暗算では、全国1位を決める競技大会も開かれており、奥村さんは「まずは小学生で全国1位を目指して、将来は大人も含めて全国で1位になりたい」と抱負を語った。

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