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中原区 文化

公開日:2023.01.20

八幡大神
どんど焼きで無病息災
200組の紅白団子を提供

  • 正月飾りを焚き上げた火に団子をかざす参加者

 上平間の八幡大神(小泉愉孝宮司)で1月15日、恒例の「どんど焼き」が行われた。毎年総代会が主催し、200組の紅白団子を無料で提供。参加者らは棒の先に付けた団子を、正月飾りなどを燃やした火にかざして食し、一年の無病息災を願った。

 「どんど焼き」は持参したしめ飾りなどを燃やし、その火で餅や団子を焼いて食べて五穀豊穣や健康を祈る行事。地域によって「どんと焼き」とも呼ばれる。八幡大神では細長い棒の先に、紅白団子を手作業で付けて参加者へ配布。境内には順番待ちの長い行列ができ、用意された団子は次々になくなった。

 列の先頭に並んだ上平間在住の70代女性は「毎回参加している恒例の行事。今年は小4の孫も一緒に焼いた団子を食べるのを楽しみにしている」と笑顔を見せた。

 小泉宮司は「当たり前のことが当たり前にできることに喜びを感じる。多くの方が参加する行事なので、今年も環境に配慮しながら開催することができてよかった」と話した。

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