中原区 スポーツ
公開日:2023.04.07
法政二高重量挙部
全国大会で3人が躍進
表彰台2人と6位入賞
法政大学第二高校(木月大町)の重量挙部が、3月25日から28日に石川県金沢市で行われた「全国高校ウエイトリフティング競技選抜大会」で上位入賞を果たした。宮本幹大さん(2年)が67キロ級で2位、辻村圭悟さん(2年)が73キロ級で3位になって表彰台に上り、古賀新之佑さん(1年)も55キロ級で6位。
同競技はバーベルを頭上まで一気に上げる「スナッチ」と、肩の高さで一度止めてから上げる「クリーン&ジャーク」の2種目の最高重量の合計で順位が決まり、瞬発力とメンタルが必要とされる。
優勝候補だった宮本さんは膝にけがを抱えながらトータル238キロを持ち上げ準優勝。昨年の3位から成長を見せたが「周りの期待に応えられず悔しい。夏のインターハイでリベンジしたい」と雪辱を誓った。
高校から競技を始め、初の全国大会に臨んだ辻村さんは一度も失敗することなく自己新記録となる229キロを上げ表彰台に。「持っている力は出せた」と喜んだ。
181キロを上げて入賞した古賀さんは「自己記録を出していれば2位になれた。次は体調を万全にして試合に臨みたい」と話した。
この4月からそれぞれ学年が上がり、春からの大会に臨む。重量挙部顧問の梅原健さんは「選抜大会に3人出場したのは創部以来初。まだまだ記録が伸びると思うので、次の大会が楽しみ」と期待を寄せた。
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