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中原区 社会

公開日:2023.05.19

中原警察署
自転車盗が増加
1月から182件、注意喚起

  • 無施錠の自転車に啓発チラシを置く署員=同署提供

 中原区内における自転車盗の発生件数は、今年に入り182件に上り、昨年同時期の70件から2倍以上に増えている(4月30日時点)。被害にあった自転車のうち約7割が無施錠であり、中原警察署は「いつも大丈夫だからと思わず、少しの時間でも鍵をかけることが予防につながる」と注意を呼び掛けている。

 自転車の盗難が多い場所は駐輪場のほか、スーパーマーケット周辺、自宅の敷地内など多岐にわたる。こうした事態を受け、5月9日には署員らが小杉の駐輪場を1時間ほど巡回し、無施錠の自転車に注意喚起するチラシを約50枚配って歩いた。同署は「コロナが明け、人の流れも増えている。ロック式の駐輪場であっても、必ず施錠してほしい」と話す。

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