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中原区 社会

公開日:2023.07.28

新日本学園の子どもら50人
屋形船で「江戸」を満喫
漫画家・迫さんが招待

  • 船内で食事を楽しむ子どもたち

  • 乾杯する迫さん(左)夫妻

 児童養護施設「新日本学園」(木月伊勢町)に入所する子どもら約50人が7月16日、東京・品川の屋形船に乗船し、江戸の風情や江戸前料理などを楽しんだ。

 子どもたちを屋形船に招待したのは、中原区在住で『嘘喰い』などのヒット作品を持つ漫画家・迫稔雄さん(49)。今年3月に寄付を行うため同学園を訪れた際、子どもたちの現状について知り、「笑顔を届けられる企画ができないか」と模索。同学園などに相談し、多くの子が体験していない屋形船に招待することを決めたという。

 当日は地元有志も協力し、カラオケ大会やビンゴゲームを行うなど船内は賑やかな雰囲気に。子どもたちは天ぷらや刺身などの料理も堪能。迫さんは「年頃の子どもが楽しんでいる姿を見られて良かった。今後も支援できたら」と振り返った。

 三浦崇志園長は「子どもに視線を向けていただきうれしい。漫画や映画のファンの子にサインもしてくれた」と喜んだ。

 迫さんは現在、16巻を刊行する「バトゥーキ」を執筆中。仕事の合間には中原区内をランニングしているといい、「街中の流れる景色を見ながら走るのが好き」という。

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