中原区 トップニュース社会
公開日:2023.07.28
井田地区
「カネフラ」で活気
イベント出演依頼も
男性が踊るフラとして話題の「カネフラ」。区内で活動する「井田カネフラ」(永塚勲代表)も、イベントへの出演依頼が増えるなど、練習に熱が入っている。
井田カネフラは、2022年1月に発足し、現在30〜70代の男性10人が所属。リタイア後も地域で新たな関係を築き、生きがいのある暮らしにつなげることが主な目的。交流を深め次世代育成の場も目指す。
メンバーらは音源ではなく、生演奏に合わせて踊るなど工夫を凝らす。掛け声に合わせボーカルが歌うことで、ライブのような一体感が生まれるのが醍醐味の一つという。「タイミングがずれてしまうこともあるが、それも良さの一つ」とも。体調を崩したメンバーのリハビリとしても役立てており、健康面でも有益という。「毎回新鮮な気持ちで挑んでいる。プロではないし無理せず楽しく、という気持ち」とメンバーの青山保弘さん(67)。バックバンドで歌う内田立夫さん(71)は「褒められることが励み。仲間を増やして楽しみを分かち合えたら」とほほ笑む。
カネフラ人気で、「井田カネフラ」への関心も高まっている。最近は「かわさきハワイアンフェス」や「港北フラフェス」をはじめ、地域イベントへの出演が増加。7月17日の「井田神社サマーフェスティバル」でも踊りを披露し、観客からは「踊っている姿がかわいくてほっこりする」などの声も。今年度は川崎市から「2023年度かわさき市民公益活動助成金事業」の認定を受け、活動の幅を広げ、次世代にもつなげたい考えもある。今後は9月30日(土)に井田神社で行われる秋季例大祭への出演も予定しており、練習に磨きをかける。
(問)【URL】https://lin.ee/ex6IH6F、または下記二次元コードから。
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