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中原区 文化

公開日:2023.09.15

川崎浮世絵ギャラリー
江戸時代の「キャラ」集結

  • 魚屋北渓「金太郎」(川崎・砂子の里資料館所蔵)

 物語や説話などに登場するキャラクターに着目した企画展が10月1日(日)まで、川崎浮世絵ギャラリー(川崎区)で開かれている。「浮世絵に描かれた物語 キャラクター大図鑑」と題し鈴木春信や鳥居清長、歌川広重といった多様な浮世絵師が手掛けた絵巻や掛け軸など約70点を展示。

 会場には現代でもなじみのある金太郎や浦島太郎をはじめ、西遊記やイソップ物語など海外の作品のキャラクターの浮世絵も展示されている。また厄除け・学業成就の神様といわれる「鍾馗」を奥村政信、北尾重政といった有名浮世絵師が描いた17点も一堂に公開している。

 担当者は「キャラクターを描いた作品を集めた企画展は今回が初めて。ほとんどが初掲出になっており、貴重な作品を見ることができる」と話す。

 時間は午前11時から午後6時30分(入館は6時15分まで)。料金は500円(高校生以下は無料)。月曜日は休館(休日の場合は翌平日)。問い合わせは同館【電話】044・280・9511。

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