中原区 社会
公開日:2023.10.20
東急スクエア
親子で防災訓練
中原消防署と初の連携
武蔵小杉東急スクエアは中原消防署と協力し、10月10日に市内小学生と保護者を対象にした「子ども防災訓練」を開催した。中原消防署が商業施設と連携して防災訓練を行うのは初の取り組み。
親子16人と施設で働くスタッフ78人が参加し、営業中に地震と火災が発生したことを想定して避難訓練を実施した。施設内で被災した際の避難行動を確認した後、こすぎコアパークで起震車と煙ハウスを体験。最後は中原消防署員による防災講座で、外出先で被災したときに役立つ知識を学んだ。小杉小3年の武田安未さんは「起震車の揺れは怖かったけど、防災のことを教えてもらえて楽しかった」と話し、母・佳代さん(44)は「買い物などで日頃から利用している施設の防災システムを知ることができてよかった」と感想を述べた。
東急スクエアの担当者は「お客さまに参加してもらったことでリアルな訓練ができたと思う。実際に災害が起きても落ち着いて行動できるよう、引き続き訓練に取り組んでいきたい」と話した。
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