戻る

中原区 社会

公開日:2023.12.08

京急川崎駅前新アリーナ
1万5千人規模に
主要イベント会場も視野に

 DeNA(岡村信悟社長)と京急(川俣幸宏社長)は11月21日、京急川崎駅の隣接地域に建設する新アリーナの最大収容人数を、当初の1万人規模から1万5千人規模に拡大すると発表した。

 新アリーナは商業施設との複合エンターテインメント施設で2028年の開業を目指す。当初は「KANTOモータースクール」の跡地約1万1670平方メートルで開発を進める予定だったが隣接ビルを取得。約1万3640平方メートル拡張されることで、最大想定の収容人数を5千人増加した。ホームとして使用するプロバスケットボール「川崎ブレイブサンダース」の最大収容人数も1万2千人規模となる。

 DeNA川崎ブレイブサンダースの元沢伸夫会長は「横浜アリーナや代々木体育館、日本武道館と並ぶクラス。主要な音楽イベントや格闘技イベントの候補会場に入る。海外アーティストにも選ばれる場に」と強調した。

 東京、横浜からも近い上、羽田空港から10分程度でアクセスできる立地が利点。17階建ての商業棟10階から17階にホテルやレストラン、3階から8階にはスパ(温浴施設)やフードホールの設置を計画。1、2階には2千人規模の音楽ライブなどができるサブアリーナ兼ライブホールを設置。正面玄関には広場を開設する。

 なお、施設完成後の経済波及効果は1273億7000万円(理化学研究所試算)と発表した。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

中原区 ローカルニュースの新着記事

中原区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS