市政レポート【5】 安心して預け・過ごせる環境づくりに向けて みらい川崎市議会議員団 いど きよたか(清貴)
今年最後となる第5回市議会定例会が11月27日、新議場での開会式を皮切りに始まりました。当会派は12月6日に代表質問を行い、そこで「保育士の相談窓口設置」について質問しました。
今年5月に国から示された「保育所等における虐待等の防止及び発生時の対応等に関するガイドライン」では、自治体に対し不適切な保育の把握を含めた対応が求められています。本市では現時点で、保育所に関する相談件数が31件、指導件数が14件となっています。
行き過ぎた保育と判断した場合、園内で共有し未然に防ぎ、改善していくことが理想です。しかし、園内で共有することが難しい際は、諦めるのではなく、自治体での相談受入体制を整え、安心して預け・過ごせる環境を作ることが必要と考えます。代表質問の答弁では、保育現場に近い各区の保育・子育て総合支援センターと施設運営を指導する所管課が連携し対応することに加え、各事業者・保育士向けの研修で周知していくとのことです。研修は本年12月に行うことも確認しました。安心して預け・過ごせる環境づくりが、質の高い保育を生み、安心して働くことができ、保育士の処遇改善にもつながると信じています。今後も市民の声に真摯に耳を傾け、地域課題に積極的に取り組み、より良い地域社会の実現に向け努力してまいります。
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