第6回かわさきC級グルメコンテストで優秀賞に選ばれた、新城高校家庭科部の高岡伶奈さん(2年)と真家愛奈さん(1年)が考案した「野菜たっぷりミニキッシュ」が商品化された。3月1日から、惣菜店デリスタスエヒロ(宮前区)や、セレサモス宮前店で販売される。
「おいC たのC Communityづくり」をテーマに、市内産の農産物を使ったオリジナル料理で競うこのコンテスト。2人のレシピは、フランスの郷土料理・キッシュで通常使用するパイ生地の代わりに、食パンを伸ばして使用。「子どもも簡単にキッシュが作れて、楽しいものにしたかった」と高岡さん。ホウレンソウ、ニンジン、サツマイモ、プチトマトなど地場産野菜にこだわり、「彩りを重視した」と真家さんは話す。
「満足感ある」と手応え
2月20日、2人はコラボしたデリスタスエヒロで商品を試食し、「おいしい」と声をそろえた。高岡さんは「ボリュームがあり、1個で満足感がある」、真家さんは「食パンがふわふわとした食感」と感想を語った。共に商品化を進めてきた同店の清水美和さんは「時短も大事に考えられている料理。これは売れる」と太鼓判を押す。
商品の原価計算やネーミング、ポップの作成も手掛けた2人。真家さんは「持ち帰りで日持ちさせるための視点や、販売する上で必要なことを学べた」と感想を述べた。
野菜たっぷりミニキッシュ(185円税別)は、デリスタスエヒロで金・土、セレサモスで土・日に、数量限定で3月末まで販売している。
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