戻る

中原区 社会

公開日:2025.06.20

中原消防署
住宅火災の予防を啓発
区内での火災受け活動

  • チラシを配布する消防署員

 中原消防署は6月12日、JR平間駅そばの平間銀座商店街で火災予防の啓発活動を行った。

 10日に、区内で住宅火災による死者が出たことを受けて実施。同署の担当者は「身近で起きた火災だけに関心が高く、呼び掛けに足を止めてくれて話を聞いてもらえた。自宅の電気機器などを確認してほしい」と話している。

 夕方の買い物客が行きかう平間銀座商店街。同署の担当者が、放火防止、近年増加しているリチウムイオン電池の火災予防、住宅防火の「いのちを守る10のポイント」が書かれたチラシを配布した。買い物客らは足を止め、火災予防の呼び掛けに耳を傾けた。近隣で不動産業を営む男性は「身近な場所で大きな火災があったので驚いた。気をつけたい」と話した。

死者は6年半ぶり

 今回、区内で発生した火災では、木造2階建ての住宅が全焼し、1人死亡、1人けがをした。火災の原因については現在(6月16日時点)、調査中だという。

 同署によると、昨年1年間の市内の火災件数は398件で、前年よりも8件増。区内では、47件で前年よりも19件減。区内で住宅火災によって死者が出たのは6年半ぶりになるという。

 同署の担当者は「火災は冬場に多いイメージがあると思うが、近年は年間を通じて電気関係の火災が増加しているので十分注意してほしい」と警鐘を鳴らす。続けて、「火災から命を守るためには、住宅用火災警報器の設置が有効なので、電池切れ等がないかよく点検してほしい」と注意を呼び掛けている。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

中原区 ローカルニュースの新着記事

中原区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS